手紙を送る

手紙を書こう

若い世代にとって、だんだんと紙や筆というのは疎遠な存在になってきました。
かつては多く行われていた文通も、今ではそれほど多くはなくなってきたでしょう。

メールなどが発達したことによって、より簡単にリアルタイムな連絡が取れるようになったためです。
最近では高齢者の中にもメールが扱えるようになっている人も増えてきて、こういった使い方ができるようになってきました。

しかし、それでもやはり携帯電話やパソコンなどは苦手で上手く扱えないという人も多くいます。
さらに、そうでないとしても、メールと手紙とではやはり意味合いが違ってきます。
メールにはない、手紙の魅力の1つとして「自筆」を見ることができることがあげられるでしょう。

中には字に自信がなく、あまり自分の字を書くことが好きではない人もいるかもしれません、しかし、自筆であるからこそ伝わるものがあります。

自筆の文章は文面だけではなく、その筆跡自体からきもちを伝えることができます。
内容はぶっきらぼうなものでも、字から優しさが伝わってくれば、それだけで喜ばしいことでしょう。

また、普段はあまり手紙を書かない人が進んで筆を執ってくれるというだけでも、もらう側にとっては嬉しいものです。

ただ、やはり孫からすると、特別な時でないとなかなか手紙は出しにくいでしょう。
別に文通のように、届く度に返事を書く、というような手紙の出し方をする必要はありません。
それこそ、特別なときにだけ一通、簡素でも手紙を書く、それだけでも意味があるのです。

これは気持ちの面だけではありません。
高齢になってくると、だんだんと字を書く機会というのは少なくなってきます。

仕事の時には毎日書いていた字も、書かなくなってくるとだんだんわからなくなってきます。
書けない漢字も増えてくるかも知れません。

こういったことが分かってくると、だんだんそれ自体が嫌になってきてしまうものです。
このような状態が続くことによってさらに自分の状況が閉塞していき、認知症などにつながってしまうのです。

これが孫からの手紙であればどうでしょうか。
文章を書くことが嫌だという気持ちよりも、返事を書きたいという気持ちが勝つでしょう、これによって、1つのことを取り戻すことができるわけです。

どんな時に送る?

それでは、どんな時に手紙を送るのが良いでしょうか?
毎年出している事が多いであろう年賀状を除くと、思えば手紙を出すのに適しているタイミングというのはなかなか図りにくいものです。

それでは、手紙を送るのに適しているタイミングと、その時に書くのによいことを簡単に紹介します。

まずは、「誕生日」です。
高齢者とならずとも、ある程度の年齢になってくると誕生日はあまり嬉しくない日になってくるかもしれません。

しかし、これもやはり孫からの手紙であれば話は別です。
誕生日のお祝いをしたためると同時に、健康に気をつけるように、と一言添えるようにしましょう。

次に「父の日」「母の日」です。
本来であれは祖父と祖母ではありますが、変則的にこれらを利用してしまうのも良いでしょう。
普段からの生活をねぎらうのに良いタイミングです。

そして「敬老の日」もあります。
この日に送るのはどんな内容でも構いません、なんとなく話がしたくなった、というような内容であっても良いでしょう。
自分の話をして、相手の話を聞くような手紙にしてみましょう。

敬老の日