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電話をかける

話をしよう

孫が祖父母にできる、最も簡単で最も効果的な孝行があります。
それは、会話をすることです。

祖父母にとって孫はこれ以上なく可愛い存在であり、その安否を心配していることも少なくありません。

勿論孫からするとある程度の年齢以上になると自分の生活があるようになり、なかなか祖父母のことを気にかけることができなくなってしまうでしょう。

では、孫である皆さんは最後にいつ祖父母と話をしたでしょうか。
直接あって話をした時のことを思い出すと、かなり前まで遡ってしまう人も多いでしょう。

果たして、祖父母に残された人生のなかで、あとどれだけの時間をあなたと一緒に過ごすことができるでしょうか。
年末年始やお盆ぐらいしか合わないという人の場合、日数にするともうあと数日しか会うことができないかも知れません。

高齢になるにつれ、だんだんと自分の残り時間というものを意識するようになってきます。
孫の方からするとあまり実感が沸かないことかもしれませんが、是非会話をする機会を設けるようにしましょう。

しかし、やはり場所の関係上、あまり簡単に会いに行けないという人も多いはずです。

それなら、「電話」をするのでも構いません。
声を聞き、話を聴くだけでも、高齢者の心細い生活においては非常に大きな支えとなるはずです。

この電話をすることによって高齢者に得られる効果は大きく3つ考えられます。
1つは、声を出すようになることです。

夫婦だけで生活していると、特に長年連れ添った夫婦となると会話があまり多く無いことも少なくありません。
だんだんと「話の仕方」がわからなくなってしまう人も多いのです。

2つ目は、話を聞くようになることです。
普段からあまり話をしていない人は、相手がどんなことを言っているのかあまり真面目に聞く機会がありません。
そのため、普通ならば引っかからないような詐欺に引っかかってしまう高齢者が多いのです。

3つ目は、質問に応答することです。
一方通行ではなく双方向で会話をすることによって、相手のことと自分のことが同時にわかるようになります。
これらは高齢になるほど失われがちな機会であり、これを補うこともでき、認知症の予防などにも繋がるでしょう。

話の内容は?

ただ、あまり普段から会っていない相手となると、祖父母でなくても話が弾みにくいものです。
では、どのようなことを話の内容にすれば良いでしょうか?
ここでは祖父母とする電話の内容を考えてみましょう。

まずは、「相手の状況を聞く」ということが1つのポイントとなってきます。
これは会話を通して、同時に祖父母の状態を知っておくことにも繋がり、不慮の事故を防ぐことにも繋がります。

例えば「今日は何を食べた?」ということでも構いませんし、「最近どこか出かけた?」ということでも構いません。
この他にも「体調は大丈夫?」だとか「歩くのに不自由はない?」といったようなことも良いでしょう。

季節の話や自分に最近あったことも話題になることの1つです。
他愛もない話でも一向に構いません。
少しでも関わりが持てるようにすることこそが本題です。

また、折角なら電話を通して元気になってもらえるのが一番です。
話のなかで、ちょっとした事でも相手を喜ばせるような言葉を挟んでみましょう。

「声が元気でよかった」「健康そうでよかった」「何かあったら言ってね」、というように、気にかけていることを直接口に出すだけでも良いでしょう。