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終活を考える

終活とは何か

シュウカツ、というと、恐らく多くの人は「就活」をイメージすることでしょう。
しかし、最近では同じ響きの「終活」という言葉が広く知られるようになってきました。
ここではこの「終活」というのがどのようなものなのかを考えてみましょう。

終活というのは終わりに向けた活動のことで、即ち自分の死に向けた準備のことを言います。
この終活には「自分が自分の死と向き合う」という意味と、「家族が自分の死と向き合う」という意味があります。

死の話というのは、どうしても忌避されやすいものです。
例えば自分が死んだらどうするのか、という話は、なかなか気軽にできることではありません。

しかし、そのようにして遠ざけていると、いざその時が近づいてきた時、あるいは突然訪れてしまった時に、酷く狼狽してしまったり、混乱してしまうことに繋がるでしょう。
そうならないために、普段から「死」と向き合い、考えることが重要です。

この終活を行う際に、1つポイントとなっているものがあります。
それが「エンディングノート」というものです。

これは自分が死んだあとにどうして欲しいのか、というようなことを伝えるためのノートで、「ゆるやかな遺言状」のようなものだと考えて頂ければ良いでしょう。

何も死が間近になった時にやる、というものではなく、まだまだ健康な内から始めても構いません。

なかなか口に出して言うことができないような、家族に向けた言葉もこのノートに書いておくとよいでしょう。
正式な遺言状ではないため、形式にこだわる必要はありません。

何度でも書きなおしたり、書き足しても良いのです。
そうしたことを繰り返すことによって、だんだんと来るべき死というものが分かってくるようになるでしょう。

終活を始める

それでは、終活を始めるに当たって、どのような方法があるのかを考えてみましょう。
最近では、終活向けのセミナーというのが多くの場所で開催されるようになってきました。

自分では何から手を付ければ良いかわからない、という時には、こういったものを利用してみるのが良いでしょう。
中には特別な体験として「棺桶にはいってみる」というようなものが行われていることもあります。

生きている間に棺桶に入るということは、なかなか出来ません。
こうしてみることによって、自分の死を身近に感じ、「悪いものではないかもしれない」という思いに至る人も多いと言います。

一歩ずつ進んでいく死への歩みを意識することこそが終活です。