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会話をする時のコツ

高齢者との話し方

話をする、というのはコミュニケーションのなかで基本中の基本にあたるものです。
しかし、やはり普段から生活の内容が全く違っている人と会話をするというのは、なかなか難しいものであることも間違いありません。

特に祖父母と孫のように、大きく年齢が離れている人ともなるとなおさらです。
普段しているような話では、全く話が通じないということもあるでしょう。

それでは、まず高齢者との話題についてどうするのかを考えてみましょう。
この時ポイントとなるのは、相手によってどちらが主導権を握るのかを考えることです。
同じ高齢者とはいえ、人によって自分が話したいタイプなのか、話してほしいタイプなのかが違います。

女性はどちらかというと話したいタイプが多く、男性は話して欲しいタイプが多いでしょう。
前者の場合には、相手に話してもらい、自分はそれに合わせて会話をするというスタイルを取るとキャッチボールがうまくいくようになります。

後者の場合には、まず自分から「答えやすい」内容を投げかけて、それに返答してもらうことによってキャッチボールをするのが良いでしょう。

ただ、あくまでも主導権は「どちらかが一方的に話している」状況を作ることではありません、話題のポイントをどちらが握っているか、という程度に考えておきましょう。

自分が話すときには目を見て、しっかりと伝えたいことを話します。
高齢者の方のなかには耳が遠くなってきていて、聞こえにくいことも少なくありません。

そういう時には少し大きめに話したり、はっきりと区切って話すようにするのが良いでしょう。
補聴器をつけている場合には、普段通りの声のトーンでも聞こえることが多いため、その点は調節をしましょう。

高齢者は難しいもので、やはり自分が年寄り扱いされるのを嫌う人も少なくありません。
そのため、明らかに高齢者として扱っている事がわかるような話し方をすると怒ってしまったり、ショックを受けてしまうこともあります。

相手の機微に気を遣って話をするようにしましょう。

会話のポイント

高齢者の会話でのポイントは「じっくり待つ」ことにあります。
人は年齢を重ねると、だんだんと動きが遅くなってくるものです。

会話においてもその例外ではなく、言葉が出てくるタイミングや、話す速度など、様々なことがゆっくりになってきます。
若い方からするとイライラしてしまうかもしれませんが、そこはぐっとおさえ、相手のペースに合わせて会話をするようにしましょう。

何か言葉に詰まることがあっても、すぐ自分で補足するのではなく、ある程度出てくるまで待ちます。
どうしても出てこない時には一緒に考えるようにするのが良いでしょう。

会話のポイントは、話題ではありません。
やはり最も重要なのは気持ちで、温かい気持ちで会話に臨んでいればそれが相手にも伝わり、和やかに話をすることが出来るでしょう。